Babyface ProでSYNCROOM:パソコンの再生音を送るTotalMixのLoopback設定
マイクや楽器の音だけなら、Loopbackはいりません。パソコンで再生している音(rekordboxなど)を送る時に、TotalMix FXのLoopbackを使います。MacもWindowsも、考え方は同じです。
音の流れ
- 再生アプリ → ソフトウェア再生 1/2
- TotalMixのSubmix(AN 1/2)+Loopback
- SYNCROOMのInput 1/2 → 相手
確認手順
- Babyface ProをUSBでつなぎ、RME公式のドライバーとTotalMix FXを入れます。MacもWindowsも、RMEの公式ドライバーを使います。
- SYNCROOMの[設定]→[オーディオ]で、Macは「Core Audio」、Windowsは「ASIO」を選び、入力も出力もBabyface Proにします。サンプリングレートは48kHzにして、Babyface Pro側も同じにします。バッファサイズは128から始めて(公式の目安は64〜128)、途切れたら少しずつ上げます。
- 再生アプリ(rekordboxなど)の出力先を、Babyface Proのソフトウェア再生 1/2(AN 1/2)にします。
- TotalMix FXを「Submix」モードにして、下段の出力でAN 1/2を選びます。中段のソフトウェア再生 1/2のフェーダーを上げます。マイクも送る時は、上段のマイク入力も上げます。
- 下段のAN 1/2の設定を開いて、Loopbackをオンにします。SYNCROOMの入力は、1/2を選びます。ステレオで送る時は、ステレオの設定にします。
- Loopbackを入れた出力は、送信用として使います。スピーカーやヘッドホンは、別の出力(例:PH 3/4)で聴きます。SYNCROOMの出力先も、聴くほうの出力にします。
- 送信用のミックスに、SYNCROOMから戻ってくる音(ソフトウェア再生の受信用チャンネル)を入れません。入れると、相手の音が相手に戻って、エコーや輪のような音になります。
- 確認します。TotalMixの中段が振れて、SYNCROOMのInputメーターも振れること。相手だけが鳴っている時に、自分のInputメーターが振れないこと。
Inputメーターが動かない
- TotalMixで、Submixの選択がAN 1/2になっているか、Loopbackがオンか、フェーダーが上がっているかを見ます。
- SYNCROOMの入力が、1/2になっているかを見ます。マイク用のチャンネルを選んだままだと、再生音は届きません。
エコー・輪のような音
- 送信用のミックスに、相手の音(SYNCROOMの受信)が入っていないかを見ます。入っていたら、そのフェーダーを下げます。
- 聴くための出力と、送るための出力を分けているかを、もう一度確認します。
解決しない場合
型番、OSとソフトのバージョン、どこまでメーターが振れたか、試したことをメモして、メーカーのサポートに連絡してください。原因がはっきりしないうちに、買い替えや故障と決めつけないでください。
公式資料・確認範囲
- RME: TotalMix FX Recording FX with Loopback
- Yamaha SYNCROOM 2 desktop manual
- RME Babyface Pro official page
確認日:2026-10-24。機種やバージョンによって違うことがあるので、公式の資料も見てください。